先日横浜で開かれた初めてのICAS工法の講習会に参加させて頂いた。
冒頭、開会の挨拶のなかでアーテック工房の吉松社長の
「それ、配線が間違っているのでないでしょうか」
と強い信念の言葉が印象深かった。
研究室の飼育箱内で、ラットが獰猛になって興奮状況であると聞いての言葉である。
よくよく、調べてみると学生が飼育箱を移動する時にプラスとマイナスの配線をどうやら間違ったらしい。
そこでICASの配線を逆にするとおとなしく良好な生育状況になった。
プラスイオン環境では人などは獰猛になり、マイナスイオン環境ではリラックス環境になる。
社会的に見ると都会の繁華街で深夜犯罪喧嘩の発生率が増えるのもプラスイオンの影響とも言われている。
多賀の浜から
見る夕日
自然界ではマイナスイオンの多い環境は滝周辺であるとも言われている。
そのメカニズムは
落ちていく水滴が岩に当たって砕ける時に
大きな水滴はプラスイオンを持ち
小さな水滴はマイナスイオンを持つ
そして大きな水滴は落下して消滅し、
小さな水滴がマイナスイオンを含んだまま空中を浮遊する
そのことによりマイナスイオンの多く含んだ滝周辺の環境を作り出す。
そんなマイナスイオンの環境を室内空間で作り出せるのが
ICAS工法である。
ICAS工法のシステムとは室内の壁天井に液状炭を塗りそれを導体として地盤に埋設したアダプターと接続することによりマイナスイオンの多い抗酸化性能住宅を作り出す。
今回、この講習会で技術の方に色々お聞きし、ICASの疑問点がかなり解消できた。
ICAS技術を知りその技術の未来を思って、横浜の夜が更けていった。