一度現物を見てみたいと思っていたソーラーシステム「そよ風」
昨日はそののセミナーに行ってきた。 設計事務所の方が多く盛況な会であった。 今迄のシステムと比較すると以前思っていた欠点が全て解消されている。 ・安い。 ・ガラスが要らない。 ・夏の集熱空気を屋根の上でそのまま放出できる。 ・コントロール操作も誰でも説明書無しで簡単に判る。 ・ダンパー付BOXなど小さい。 ・システムが単純で機器の取替えも簡単。 ・夏も室内が涼しくなりそう。 基礎断熱で通気層の屋根のある一般住宅にこのシステムを付けるとすぐ空気太陽熱ソーラーハウスになってしまう。 ![]() 下右写真はガラス無しの通気層に採熱板を取り付けることで空気の乱気流と蛇行させて熱交換効率を上げる。 ![]()
70坪ほどの木造建物。
スウェーデン式サウンディングで地盤調査をしてベタ基礎にすれば地盤保証を出します。 との調査報告。 でもお客さんは道路の側だから交通振動を心配しだした。 免震工法を聞いてみると交通振動には効果が無い。大きな地震の波しか軽減しないみたいだ。 そこで深さ4.5mがN値10ほどだから、その深さまで柱状地盤改良を提案したら、 その深さまで固めるとバラツキがあるため不当沈下の恐れがある。 3.5m迄でないと地盤保証を出せませんとのことだった。 こんどは支持地盤までボーリングをして下さい。との要望。 27万円ほどだして14mでN値50が出てきた。 PC杭を打つと基礎梁も大きなものになって金額もかなりのものになる。 お金を掛ければ良いと言うものでもない。 木造で何をやっているのと噂されそうなので、説明。 交通振動って地盤の層が横にどう繋がっているかだから判らないよね。 なんやかんやと3.5mの柱状改良と交通振動を軽減する基礎ゴムパッキンを使用することになった。
1日3人ほどしか押していただけない。
せめてもう少し押してください。 一般的には通気層と防湿(気密)シートが必要だが、防湿(気密)シートが不要の場合もある。 下記表のように外装構造合板と断熱材の接点から外部側と内部側の透湿抵抗合計の比較で決まる。 ![]() 室内側の透湿抵抗の合計値が外部側より大きいと外部に水分が流れて結露しない。 表のように羊毛断熱などは透湿抵抗が高いから結露しにくい断熱材である。 また、構造面材(構造合板など)を使わないで透湿シート+通気層+外装材なども、外部側に水分が移動しやすく結露に関しては安全である。 透湿抵抗表を参考にして下さい。 ![]() そしてわが社で最近使い出したセルローズファイバーも防湿(気密)シートが不要である。 セルローズファイバーは新聞紙を再生したものであるが木質系のセルローズ分子の機能が働く。 木材には下図のように自由水と結合水がある。 自由水があるとカビなどの発生があるが、水分を吸水してもセルローズ分子と結合する結合水だとカビなど微生物が増殖しない。 防湿(気密)シートが無く本当に呼吸する家が人にとって住みやすい環境を整えてくれる。 ![]() 建物に繊維質断熱を使う場合、結露の心配が多い。 図1は防湿・通気層が無い場合 → 必ず結露する。 図2は防湿層があるが通気層が無い場合 →防湿層に欠損がある場合結露する。 内部側に完ぺきな防湿層工事は難しい。 図3は防湿層と通気層がある場合 →結露しても通気層から水分が排出される。 屋根断熱の場合は特に難しい。 透湿ルーフィングを敷いて通気層を取らなくてはいけない。 ![]() また、中央の間仕切り壁で結露発生の可能性が大きい。 その間仕切りと床・天井の取合い部分の気密断熱が重要である。 特にユニットバス設置の場合、ユニットバスと内壁の間から外気が入る可能性が大きい。 基礎断熱にするか、完璧な断熱壁でユニットバスを囲うかどちらかで施工する必要がある。 ![]() 建物を建てるに一番悩ましいのは結露である。 結露には表面結露と内部結露がある。 表面結露は冷たいコップや窓ガラスに水滴が付く目に見える結露です。 内部結露は床下や壁などに湿気ける、目に見えにくいところの結露です。 そういった結露に関する基本的なこと少し書いてみます。 結露についての本を読むと、必ず下記のような温度と湿度の相関図が載っています。 ![]() この表の見方は下記の図のように9℃・24℃など結露する温度がわかります。 ![]() こんなこと面倒だと思う方は、 http://www.vaisala.co.jp/humiditycalculator/?SectionUri=%2finstruments%2frhcalc のVaisala温度計算ソフトが使えて便利だ。
jpodかなり紛らわしい名称だ。
何故こんな名前をつけるのだろうと思ってしまう。 京都大学で開発され、今回兵庫県営住宅として建てられた。 jpod 3.2mmの鉄板を両側36㎜の杉板2枚で挟み、コンクリート釘で止めたフレームである。 大きな設備投資も無しで作れ、あまり利用されなかった杉部材を使ったシステムだから評価される。 店舗など用途によっては面白いシステムかも。 でも一般住宅での利用となると長辺方向で狭い開口しか取れないのでプランがかなり難しい。 ![]() ![]() 左自転車置場のフレーム仕口、右 室内和室 ![]() ![]() とにかくこの見学会に行ってきた。 生活するとなるとかなり問題の多いところもあるが、 スッキリしたデザインでディテールも良く考えられていた。 固定観念に囚われた堅い頭の思考が、これを見たことによって少し柔らかくなったのが収穫か。
2-3年前から一度は使ってみたいと思っていた8㎜のアルミホイール遮熱断熱材を使ってみた。
まだ良く判らないから試みに一部天井部分だけ使ってみる。 その仕様は 瓦+ルーフィング+野地板+垂木(通気+スタイロ断熱)+遮熱断熱材8㎜+空気層+仕上材 の仕上仕様だ。 一部屋、遮熱断熱を貼ったのでロフトに上がって見るとかなりの効果が実感できる。 一般によく知られている商品はかなり高価だが、別ルートの商品は安価なので気軽に使える断熱材だと思う。 天井貼る前の状態 ![]() 貼った状態 ![]()
新緑の候・・・と書き出したくなるような近畿舞鶴道。
三田辺りを過ぎると爽やかな臨場感が増してくる。 1時間半かけて春日町に着く、やはり淡路と違う山間部の雰囲気が漂っていた。 ![]() ある物件で兵庫県産材の2%の金利融資を・・・・との条件を付けられた。 兵庫県産材はあまり良い印象が無かったのだが、探してみると春日町に良さそうな製材所がありそうだった。 ㈱オーケンウッド いつも気になるのは乾燥機だ。 ここは最先端の乾燥機だそうだ。 気圧を下げて60-70℃での乾燥だ。 木屑などのバイオマスボイラーとも組合している。 杉で1週間の乾燥期間らしい。 背割り無し、内部割れも少なく、 木の本来の臭いも残っている。 成の高い材で結構綺麗なものもありそうだ。社員教育も徹底しているみたいだから品質管理も良さそうに見える。 あちこちと製材所など廻ってきたが最終ここらで落着きそうである。 ここならお客さんに勧めても喜ばれそうだ。
建築を見る旅行とか見学会などがあると、よく誘う友人が近所(自宅から800mほど)にいる。
彼も建築大好き人間である。 前回ブログに書いたプランは田舎風の大きな家なので彼の自宅の建具のところをパクってみた。 「計画案を今から提出するから引込み建具の写真を撮らして」と言ってパシャパシャと撮ってきた。 縁側と畳の部屋の間は障子の両引込み。 外部は木製ガラス戸・網戸・雨戸の両引込みである。 2間続き部屋の開口をフルオープンにすると、写真のようにかなり雰囲気が変化する。 どこか京都の有名寺院の趣が漂ってくる感じがして、気持ちが良くなる空間である。 友人だから了解をもらって、遠慮なく堂々とパクってしまう。 ![]() ![]() ![]()
昨日の続き、難しく考えずにエアコンを使ってのシステム
天井裏に空調をかけて温度を下げるのと同時に除湿をする。 天井表面はモイスなど透湿係数の低い天井材を使って、室内から天井裏への湿気の移動と天井表面の温度低下による輻射冷房とする。 天井裏空間を27℃ほどに仮設定すると結露の心配をしなくても良い。 天井表面が27℃では暑いのではと思われるかも分かりませんが、(輻射熱+気温)/2=体感温度となるのでかなり凌げる温度となると思います。 ほんとうに、天井際の上澄みの熱い空気層に対する処置だけ上手くいけば天井輻射冷房で快適性が確保できるのではと思ってみたり、そして冬深夜電力の給湯設備・夏はエコアイス、他にPS(輻射式冷房)など使えたらとマンダラ模様に考えてみたり、支離滅裂ですね。 出来るだけ低エネルギーで快適性を確保できるのでしたら理想ですが、このこと一般の建物で実験できません。 余裕ができたら当社事務所で天井冷房を是非やってみたいと思っています。 ![]() 夏、 我家の夕涼み場所 15年の歳月を経て < 前のページ次のページ >
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