73坪ほどの大きな家。
大きすぎてまとめるのが難しかった。 そして玄関も必然的に大きく見えるように考えた。 玄関材料は桧とヒバ、破風は米杉、母屋コグチはアルミ板を貼ってスッキリと。 ![]() ![]()
垢抜けたデザインでも工業製品で多くの同じ製品を見ると感じなくなる。
手作り感が無くなるからだろう。 だから、既製品は嫌いだ。 以前に作ったこの蹲、 壁に定量止水の押しボタンをつけて、 湧水口から水を落とす。 こんな お遊びが面白い。 デザインする過程がたまらなく面白かった。 ![]()
対面キッチンの上部をどうしょうかと悩む時が多々ある。
以前の現場ではカシュー塗りの棚を段違いに吊ってみた。 何故段違い、横を歩くから高くしなければ圧迫感が出るから。 そしてこのカシュー塗りを良く使う。 それは塗装工程が多くて高価な漆のような仕上である。 でも高価で手間を掛けただけの値打ちはあるし、杉のマッタリ感を引き締めてくれる。 イメージスケッチと完成写真 ![]() ![]()
1軒完成した。
風車の見える家だ。 ![]() 建具はいつものパターン。 色々なデザインをしてきたがやはりお気に入りの3枚引込戸のデザインになってしまう。 ![]() ワンパターンと比喩されてもやはりこうなってしまう。 そしてポストも照明、インターホンと組合せていつもの自分好み。 台所からはウッドデッキ越えに風車のある風景が広がっていく。 時がゆっくりと刻んでいくような風景だ。 ![]()
この家の設計は某設計事務所。
とにかく手間の掛かるように掛かるように設計されている建物である。 その3階の1室だけ改造を頼まれた。 4月ごろに依頼されていたが、この建物が懲りすぎているので普通の改造では施主が満足しないであろうとかなり考えた。 毎月のように急かされ言われてきたが、恥ずかしく思われない改造は簡単に思い浮かぶものでない。 窓の位置など変えることが出来ないから余計に難しい。 第一案から図面上かなり変化し、仕事にかかってからも変化した。 微妙な見込や見付寸法、そして高さ関係などもう自分自身の感覚の問題だ。 複雑な原設計に対してあくまでシンプルに。 ![]() 左右の引戸の所に小さな窓があった。 この窓がデザイン上一番邪魔で考えさせられたところである。 第三者に見られても恥ずかしくない意地の張った改造になってしまった。 一室で簡単に思われるかも判らないが、かなり気力を使ってしまった。 素材は桧、地袋は肥松のムク板。 節の無い良い材料はやはり綺麗で良い。 いつもの定番千鳥太鼓貼障子 ![]()
お客さんはいつも玄関止まり、だからこそ少しでもと小細工してしまう。
棚下と斜め天井を照らすの間接照明、 スリ硝子の窓、 カシュー塗りの三角一文字棚下の間接照明 太鼓貼の障子引戸 手前右の木戸を引くと土間続きで2畳半ほどの玄関横収納庫がある。 ![]() この家の和室から板間との間仕切りを閉めてデッキ方向を見ると三角のデッキゆえにうまく空間が抜けている。斜めの塀に沿って斜めに見るとはこんな空間効果があるものと意外な発見もあった。 ![]()
この家の示された条件はまず、
玄関の横に収納を作ること、 2階に上がるのに居間を通って上がること。 対面キッチンにすること。 車は2台置けること。 ![]() 車が2台以上ないと生活ができないと言う淡路島。 狭い敷地条件で車の為の厳しい条件であるが 数cm右往左往してなんとかまとまった。 この家の特徴は小さいが三角のウッドデッキ。 塀の高さを決めるのが難しかった。 建物は南東向きであるから日照を取るためウッドデッキ向きに南西部分も仕切らない廊下にして日射量を取れるようにしている。 ![]()
これは7年ほど前の建物、イメージスケッチと完成写真です。
通り門に水を張ってお遊び感覚でやってみた。 水は2~3cmほどの深さであるが、7年間で水を張ったのは13-4回ほど、 そんなことをすることが非日常性となって新鮮さが出てくる。 こだわった建物も毎日見ていると日々の生活そのもので感激もなくなる。 そして人間はいつもマンネリから脱却したいとの願望を持っている。 しかし、日々の雑用とかしがらみでなかなか実現できるものでない。 だから、この建物でこのような水盤の非日常性の環境を作れたことに満足している。 ![]() 余談であるがこのスケッチの上の窓(通路 吹抜き上部)、使い勝手がものすごく良い。 この部分は半戸外、下の通路の戸は何時も開け放しにしている。 風の強い日も雨の日も、上の窓は何時も開けている。 冬でも開けている時が多い。 無駄な半戸外のスペース窓であるが今では絶対に必要なものになっている。 この窓を閉めると気分的にも息苦しくなってしまうから。 ![]() < 前のページ次のページ >
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