昔の人は平地を田に耕し、田に出来ない山裾に家を建てるという事例が多い。
今、本家の建替え新築プランを3件同時に考えている。
3件とも、そのようなガケに近くて問題のある敷地だ。
その内の一件、
最初は申請の要らない改修を提案。
次はRC建物でガケ地条例をクリアー。
3回目は前にセットバックしてのプラン。
今回は高基礎で玄関部分や既存建物とスキップフロアー的なプラン。
生活空間を高くすることでプライバシーが確保されて落ち着ける空間になる。
そしてスロープや簡易リフトで動線の高齢者対策と10-20年後の浴室設置改修も視野にいれておく。
何回も何回もプランを練って、要望もかなり取り入れて最終案に近づいてきたかなと思う。
そして適材適所の建築素材を使った、見せ所がたくさん思い浮かんでくる。
でも、お客さんは微妙な高さも絡んできて、複雑すぎてよく分からないらしい。
何回もそこでスケッチを描いて説明し、一歩一歩近づいていく。