昨日は、大阪に古民家を見に行ってきた。
最初は堺の山口家。
江戸初期に建築された建物。
土間の小屋組みの空間が圧巻だ。
でもこの大空間なのに玄関入口の狭さが不釣合い。
一緒に同行したヘリテージのEさんの詳しい説明に頭の中はすぐ満杯状態だ。
とにかく大工さんであるこの人の伝統木造建築の知識は凄い。
その建物の説明してくれていた方も立場逆転でEさんの説明に一生懸命メモを取って、質問して聞き入っている。
次は泉南の田尻歴史館、紡績の事業で成した谷口房蔵の大正11年建造の別邸。
木造とレンガ積を併用したような構造で屋根裏はトラス梁。
チーク材の造作とステンドグラスの組合せも良い感じ。
ディテールが良い。
下は階段踊り場のトイレ凝っている。
2階和室はとにかく気持ちが良い空間。