真中の手摺壁の色を濃紺かこげ茶のどちらかをと思ってスケッチを描いてみた。
紺色のマーカーが無いのでどうもイメージが出てこない。
無難なところはこげ茶色。
でも玄関を入ってこの色でハッとして、すぐ見せ所である階段に目を向けてもらいたい。
階段は木目のハッキリした岡山産地松の踏板・蹴込板を使っている。
そして階段を上がっていくと正面に30㎜杉板の質感ある壁があり、右に曲がるとガラスを入れた杉柱の縦格子がリズム感を出してくれる。
さらに上がりきると吹抜き空間のLDK。
そこは開放的な窓越しに緑が目に飛び込んで、ぐるっと見回すと眼下に瀬戸内海の景色が広がっていく。
こんなイメージの建物に沿う色決めです。
左のトイレは2階床から2段下がっています。
あえて段差を付けることで、居間食堂から距離感がでる。