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法隆寺

1400年の歴史の法隆寺
小学生の頃以来の参拝である。
ここは日本の建築の原点であり、建築を業とする者の心の隅に必ず存在する建物でもあろう。
私自身、40数年前に残っていた残像と比較しながらの散策でもあり、夢殿に向かう道と金堂が特に印象として残っている。
夢殿への道は、両側に築地の塀に囲まれたほど良い長さと幅があり、しずしずと進む古の行列を彷彿させられる雰囲気が良い。
また、金堂は、改めて向き合ってもプロポーションが良い。大昔でも感嘆する木組みとバランスのよさが心地良く感じる。

夢殿の奥に如意輪観音で有名な中宮寺がある。
質素なイメージを持っていたが、RCの本堂に建て替えられていた。
しおりを読むと、かの有名な吉田五十八先生の設計である。
建物はシンプルな感じで良いのであろうが、1400年の歴史の夢殿の隣であるということで、存在感がかなり薄くなっている。

こんなこと、思いながらの再訪である。
近くていつでも来れると言う思いがある為、なかなか来ることが出来なかった。
こういう所は、自分自身の色々な思いを整理したり少し違った雰囲気で考えたりも出来る。
1400年の歴史とはこう言うものであろう。 




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夢殿に向かう道





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回廊の連子窓
by zawawam | 2005-08-15 14:19 | ざわわ日記
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