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クールチューブ(その3)

下図は淡路市郡家のアメダスデーターの土中温度です。
深度が深くなるほどその地点の年間平均温度に近づきます。
深さ-1.0mでは8月末に22.8℃、 深さ-2.0mでは9月20.4℃の土中最高温度を示しています。このようなこと考慮してクールチューブを設置しています。

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しかし今後、クールチューブを採用するなら(その1)で示したような欠点があり、下記のようなことが必要と思われます。
1、 自然勾配で結露水を排出できるようにすること。
2、 外気取入れは北側など涼しいところから
3、 外気からの取入れでなく、室内の空気を循環して使用する。循環をすることによって、温度を下げる機能より湿度を下げる機能(クールチューブで結露することによる除湿)が利用できる。
4、 吹出口は狭い空間だと温度が下がり高湿度になるが、大きな空間の空気とまぜて湿度が上がらないようにする。
5、 土中温度があまり上がらないようにする為、クールチューブ周辺は水位の高いところが有利(1と矛盾しますが)

また、50cmほどの深さでも25℃ほどの地中温度が期待できます。
仮に浅く埋設した管の上に散水をすると地表の気化熱で埋設管が冷やされるのを期待できるかもしれません。
私は研究者でもないので大きな欠点があるかと思いますが、このような低エネルギーの利用を色々考えるのも楽しいことでないでしょうか。
by zawawam | 2005-08-19 19:05 | 建築技術
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