暑さも峠を越し、ホッとする気分が現場の庭先に植えている花に目が止まる。
まるで造花のような
キンポウジュ。
ビンを洗うブラシに似ているからブラシノキとも言うらしい。
本当に秋がそこまでやって来た。
そして連夜の熱帯夜から、クーラーでは味わえない爽やかな秋風で最近は熟睡モードに。
夜になると家の外では一斉に虫の鳴き声が聞こえてくる。
パラパラと降る雨の時雨に例えて、虫の鳴き声を
虫時雨 と表現する言葉がある。
なんと情感のある言葉なんだろう。
日本人は虫の声を左脳で感じる数少ない民族だそうです。
一般的には左脳で言語を、右脳で音を処理していると言われている。
私たちは虫の音を聞いてそれを言語のように理解、その季節の情感を左脳で感じることができる。