アッ!!!
勝ち誇ったように警官が飛び出してきた。
23キロオーバーである。
スピード違反取締まるためだけの40キロ制限と言いたくなるような、両側が田と海だけの見通しの良い一直線。
バカ、バカ、バカ、・・・・・と自分に向かって何回つぶやいたことだろう。
運転免許試験場での講習会場、天気と同じ鬱陶しい気分と気恥ずかしさ、廻りを見わたすと皆さん真面目そうな人ばかり。
暴走族風な人など一人もいない、そんな人はネズミ捕りの情報など周知で、その事だけ考えて運転しているのだろう。
当初は運が悪かったと自分自身に納得させてきたが、1ヶ月はかなりこたえた。
それも明日で終わりである。
刑事コロンボの口癖ではないが、呼称が
嫁さん から
上さんになりそして
神さんになって、送り迎えをして戴いて頭が上がらなくなってしまった。