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上棟


昨日は上棟。
上棟は潮時で棟を納める。
潮が満ちている間に上棟をしなければならない。
この潮時を見る場所はその土地の雨水・川が流れ込むところの海である。
淡路島では地図上大阪湾側に敷地が近くても、川が瀬戸内海側に流れ込む場合は瀬戸内海側の海の潮時で決まる。

今回の場合、調べるとその干潮は1:53、満潮は10:49になっていた。
だからぎりぎり10:49までに建てなければならない。
一日でその時間までに建てるのが無理だから、前日からほぼ建てておいて棟木だけその時間に合わせて納めてしまう。

また、その人と家族の年回りなどで建てられる日が決められるから、土砂降りの雨降りでも上棟日と時間は守らなければならない。

幸い昨日は天候に恵まれ幸先の良い上棟であり、
こちらも縁起良く気分一新で本格的な木工事の始まりとなる。
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by zawawam | 2006-01-27 08:29 | ざわわ日記

スツール

1ヶ月前に注文していたスツールが昨日届いた。
机の横に置いてみると今までの椅子が似合わなくなったので、シンプルな別のステン足の椅子に変えてみる。
既存の椅子は良いとは言えないが違和感だけが無くなった。
そして来る人に 「これ幾ら」 と値踏みして頂いたら、「1万円」 と言う。
ナヌー ・・・・  
「職人さんの手間賃半日分でこれが作れる?」と問い詰めてもやはり 「1万円」 の返事しか返ってこない。
所詮、人それぞれの価値観であり、価値観・感性押付けるのも疲れるし、ご満悦気分に自分自身だけが浸ってしまうことにする。

今日も朝からこのスツールに坐ったり眺めたり、
新しい自分好みの物を所有することで小さな活力が芽生える。
そんなこと考えたら安いものだ。

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by zawawam | 2006-01-25 08:50 | ざわわ日記

雑学

受験シーズン到来。
子供の受験という言葉に反応しなくなってもう数年経つ。
新聞紙面を見ているとセンター試験の問題が掲載されていた。
昔は日本史が好きで自信があったので問題に挑戦してみたが最悪の結果である。
当時に習ったであろうことなどを飛び越えた問題ばかり。
建築を業とする私でも、白川天皇の法勝寺の八角九重塔など初耳であり、日本史に対しての自信など霧散してしまった。
なんか、日本史と言う学問だけの別世界を垣間見る感じがする。
新しい諸説、新しい発見など本当に研究勉強すると言う人たちと受験生だけの世界になってしまっている。

建築歴史において少し意欲を持ったら常識的なこととして身に付くのであろうが、そんな知識など一般建築雑誌からの雑学としてもあまり目に入らない。
今、各建築専門分野の人ばかりの世界になってしまって、専門外分野の知識の無い人が増えるのでないだろうか。

この法勝寺の八角九重塔について少しロマンを感じるが、この塔について知らないのは一般常識が無かったのだろうか? と思ってしまう。
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by zawawam | 2006-01-23 09:29 | ざわわ日記

上昇下降

最近、気持は上昇気分しばらくすると下降気分とその波間に漂っている。
そして幾分突き進んでいる。でも家族から「年齢考えてよ」と言われる。
でも前に行かないと後悔しそうと思ってしまう。
そんなこと時々考えていると、例の加藤先生のブログにハッとしてしまう。
そのブログの文書が頭の中に沁み込んでいく。

以下 「家と人」編集者日記 1/12上昇下降より抜粋
夢を語るとき、誰もがみんないい目をした。
バスに乗り遅れるな、ではなく
バスよりも速い車を選び、飛ばしに飛ばした人もいた。

人生は上昇と下降を繰り返す、というのは嘘だ。
上昇と下降が、
この瞬間瞬間でも、まったく同時に行われているのだと、ぼくは思う。

プラス思考は必ずといっていいほど、思わぬところに強い陰をつくる。
生きていることは、死という裏付けがあり、
老いて病んでこそ、醸成される精神もある。
どっちが先ではない。
上も下も、外も内も、明も暗も
両者を同時に孕みながら生きている現実を知るとき、
淡々と平凡に生きる人が
実は、禅の老師のような静謐な凄みを湛えて見えることもある。
静かさという均衡を保つことほど、
難しいことはない。

衰微に向かってもなお、
内なる魂だけは上昇の途中にある。
by zawawam | 2006-01-20 10:29 | ざわわ日記

1/17

昨日は1月17日、新聞テレビで震災の記念特集をしていた。
でも、新聞のそのような欄は極力目をそらし、テレビはチャンネルを変えてしまう心境である。やはり当日の地震時の瞬間と街の方へ出て行った時の情景をあまり思い出したくないから。

一方、震災復興土地区画整理をした町並みに行くとそれぞれ思い思いのRC造、S造、木造、プレハブと住宅展示場より賑やかである。
1軒1軒は力の入った力作であろうが、町並みは美意識や景観などお構いなしの醜い町並みになってしまっている。
広い計画道路は出来つつあるが、景観崩壊の情感の無い町並みが出来つつある。
by zawawam | 2006-01-18 08:55 | ざわわ日記

完成写真

土曜日に某郵便局の完成写真撮ってきた。
雨降りだから直射日光も入らず内部写真には良い条件である。
何時もであると蛍光灯用フイルター付けたりするが、デジタルカメラだからフイルター付けなくても蛍光灯モードにするだけで簡単に撮れる。
そして天井と床の中間高さにカメラを据え、水平と垂直になることに神経集中して撮ってみる。
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以前はアオリ付カメラで撮ったり色々凝っていたが段々簡単な方向で済ましてしまう。
ただデジタルは、カメラ機能が多いので理解するのに頭がついていかないのが大変。


アオリ付カメラの説明
フイルムの位置は固定でレンズが上下に移動するカメラ
下の写真カメラの高さ位置は1mほどであるが壁の線が垂直になっている。
普通のカメラはこの構図の場合は上にいくほど斜めになって萎んで写るのだが、アオリで垂直な線で写せる。
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by zawawam | 2006-01-16 13:59 | ざわわ日記

原寸図

施工図の基本は原寸である。縮尺なしで1/1で書いていくからどうしても全ての小さな寸法・納まりなど覚えていなくては描けない。
入社当時は、現場で書くときはすぐスケールを持って現物を測りに行って図面を書いたものである。
そんなことが今になって思うとかなり身に着いている。
小さな1-2ミリの寸法でも原寸となると誤魔化せない。
今、仕事に慣れてくると原寸1/1の図面は殆ど書かなくなってしまった。
たいがい1/2、1/5、1/10の納まり図で済ましてしまう。
細かい所まで考えなくて良いから早く描けるのと、納まりのパターンも自分なりに標準化してしまっているからである。

そして、経験年数だからと言えばそうであるが、小さな寸法まで調べるのが億劫になって施工中の現場での打合せで解決してしまうと言う狡さも具わったから。
by zawawam | 2006-01-13 08:25 | ざわわ日記

30分フィットネス

今、マッサージ、健康器具、健康飲料、サプリメントと賑やかな時代である。
受身体制でマッサージなど受けると楽で気持いいがその場限りで持続性が無い。
基本的には、適度な運動すればそう言うことの必要性が無いのにと思う。

このサーキットエクササイズは種々のマシンを使うので使われない筋肉を適度に鍛えてくれる。
そして、このマシンは油圧式のために体力のある方は早く動かすことで油圧の抵抗負荷が増え、また体力の無い方はゆっくりすると負荷が少なく70歳代の方でもまた運動が苦手と言う方でも各自の体力に合せて無理なく運動を始められます。
また、同じ運動を長い時間すると疲れるが、30秒毎に機械(筋肉運動)とステップ台(有酸素運動)を移動するため気楽に楽しく運動できるのが特徴です。
理論的には30秒という時間は筋肉運動では乳酸値が体にたまらない時間らしい。
そして週に2~3回の運動で良いから誰でも挫折しないで続けられる。
これからは自分の体は自分で管理して、人に頼らない老後を送らなければならない時代になってしまっていると思う。
追記
女性の方は3ヶ月で体が引締まり、見違えるような体形になります。
場所は明石駅前 アスピア明石 北館2階
by zawawam | 2006-01-11 10:49 | ざわわ日記

25年後の仕事の良し悪し

年を召された方は、昔の自慢話をよくする。
私もよくやっている。
ある人に「その話何回も聞いたからもういいよ」とグサッと言われてしまうこと時々ある。
そして恥ずかしくなって自己嫌悪。
人間の本性だから、またすぐ昔の自慢話をしてしまう。

でもでも、自慢話もしなくちゃ何の為に仕事をしてきたのか。
そんな当社での自慢話の一部です。
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昭和56年に同時に竣工した兵庫県営住宅です。
左が当社施工 右の建物は他社(当社より規模ランクが上の会社です)の施工。
高架水槽鉄部の囲いのペンキ塗りを見て下さい。(昨日、平成18年1月8日撮影)
工事金額や工事仕様はどちらも同じです。
25年の歳月は長いけど当社のペンキは白いまま残っています。
他社の施工はサビだらけ。
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塗装などは県の検査官でも仕事の良し悪しは見つけられません。
5-6年経ってから下地処理など如何に丁寧な仕事をしてないかどうかで錆などが出てきます。
職人さんに同じ手間賃払っても、仕事の出来る人とそうで無い人・誠意の無い人も同じ金額を払っているのが殆どです。
当社は長い歴史を経て良い職人さんが残っています。
今年で創業77年。これからも人に自慢できるような会社で残っていたいと年始に思う。

住宅会社の新築物件はどれを見ても表面上全て綺麗に仕上がっています。
20年以上の昔の建物を見ることでその会社の体質が判ると思いますが如何でしょうか。
by zawawam | 2006-01-09 11:58 | ざわわ日記

正月3日

清水焼を見るのも楽しみであり、そして交通の便が良いから毎年清水寺に行く。
清水坂をブラーリ ブラーリ ! 
京都と言う歴史の重さの心地良さに酔ってしまう。
清水寺は参道側の建物に隠れて際まで行かなくては見えないが、
清水坂の登りつめた所にたどり着くと山門が目に飛び込んでくる。
昨年は工事中で仮囲いに囲まれていたのが、
今年は意表をついた鮮やかな朱に塗られていてインパクトをかなり強く感じる。
堂社建立の往事を彷彿する雰囲気を感じる。
なんか、朱は心をわくわくさせる色でもあるのだろうか。

そしてまた、100年ほどのコンクリート構造の軍艦島(長崎)と対峙してみても、
木造の古さの味わいと、清水の舞台にこんなに人が乗ってもかつ300年以上の風雨に曝されても木造建築が強いこと改めて思ってしまう。
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by zawawam | 2006-01-06 08:14 | ざわわ日記