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淡路の家 門

こだわったところが多いので、玄関の門廻りはシンプルに。
でも右隣家からの目線を止めるために1800ほどの高さにして、
モノトーンの色合いでまとめてみる。

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by zawawam | 2008-03-31 18:08 | 淡路の家

淡路の家 版築

淡路の家の中庭を考えている。
海側は夏風を入れるため縦格子、外部の目線を止めるために180巾@100とする。
正面は版築壁。
昔風の配合でなく、退色しない素材で赤など色鮮やかさを出してみたい。
そして小窓などの出隅をピン角にして、シャープさを出してみる。
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by zawawam | 2008-03-28 10:09 | 淡路の家

庭園講座5

小河氏別邸は前庭、主庭、中庭、裏庭、側庭の構成になっている。
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主庭は池泉回遊式庭園。
石橋、石貼橋、十三重塔、数種類の灯篭、なかでも張出し石上の雪見灯篭を見ると財力の誇示的な庭造りだ。
京風の繊細な庭と雲泥の差を感じる。
主庭は好みで無いが前庭のアプローチの園路はやはり良いと思う。
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中庭に入ると縁先手水鉢が変わっている。
また、降り蹲があって雨時には排水の調整をするのだろうか、池として見立てるのか良く判らないが面白いと思う。
でも、宮家が宿泊するとなると少し寂しい感じがするので、杉苔でも植えられていたのでないかと、独断で思う。

e0042581_1111644.jpg側庭、ここも貴人用便所などの縁先手水鉢がある。


e0042581_11113344.jpg縁先からの見え方を考えると殺風景な感じ、ここも竹垣で囲われた苔庭では。
苔庭だと仮定すると蹲の廻りに役石も無くポツンとあることが説明できると思う。


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そして、門を入った所にオヤッと思うものがある。
菊の紋の三州形灯篭。
一般の家では使えないものだから宮家が来た時に下賜されたものだろうか。


そんなこと色々想像しながら庭をじっくり見るのも面白いものだ。
by zawawam | 2008-03-25 11:14 | 庭園

庭園講座4

三木市街の中をうろうろして小河氏別邸のへい重門前に立つ。
門扉が開け放たれているが一人では入り難い感じ。
結界と言う言葉が当てはまる様な豪邸の雰囲気だ。
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内部に入ると太鼓塀の横を長いアプローチ(園路)が続き、
庭の大きさと建物への期待感を強調させてくれる。
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e0042581_1403324.jpg玄関正面
建具漆塗り?

e0042581_1405638.jpg豪邸ならではの意匠だ

今日は三木市の旧家で2回目の庭園講座だ。
午前は日本庭園史など庭園概要
午後は名称・実測など構成要素リストアップする庭園調査実習
このように分析することでより深く庭園構成名称(灯篭など)が覚えられる。
by zawawam | 2008-03-24 14:11 | 庭園

地盤

70坪ほどの木造建物。
スウェーデン式サウンディングで地盤調査をしてベタ基礎にすれば地盤保証を出します。
との調査報告。
でもお客さんは道路の側だから交通振動を心配しだした。
免震工法を聞いてみると交通振動には効果が無い。大きな地震の波しか軽減しないみたいだ。
そこで深さ4.5mがN値10ほどだから、その深さまで柱状地盤改良を提案したら、
その深さまで固めるとバラツキがあるため不当沈下の恐れがある。
3.5m迄でないと地盤保証を出せませんとのことだった。

こんどは支持地盤までボーリングをして下さい。との要望。
27万円ほどだして14mでN値50が出てきた。
PC杭を打つと基礎梁も大きなものになって金額もかなりのものになる。
お金を掛ければ良いと言うものでもない。
木造で何をやっているのと噂されそうなので、説明。
交通振動って地盤の層が横にどう繋がっているかだから判らないよね。

なんやかんやと3.5mの柱状改良と交通振動を軽減する基礎ゴムパッキンを使用することになった。
by zawawam | 2008-03-21 08:39 | 建築技術

兵庫県産材

木工事もやっと終了。
この家は兵庫県産材で造っている。
まだ写真を撮るようなところがあまり無い、もう少しです。
やはり最後の建具でコロッと変わってしまう。
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by zawawam | 2008-03-20 08:21 | 淡路の家

庭園講座3

須磨の西尾邸
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海をチラチラと見下ろしながら 須磨寺から少し行くと目的地だ。
入口に高級な近寄り難い感じの看板・・・・神戸迎賓館須磨離宮
風格のある洋館建の主屋と新しい結婚式場が建っている。

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その主屋の前から入っていくと大正期の池泉回遊式庭園になっている。
建物が庭を引立たせている。
奥の上の方に松風閣と池の縁に真珠亭が建っている。
e0042581_8142845.jpg松風閣の床下の石積みに滝があり、水を流すと深山幽谷の雰囲気が出るのだろ。

e0042581_815112.jpgこの真珠亭は煎茶の茶室だがかなり荒れている。
直すのが勿体ないのか、とにかく勿体ない感じ。

e0042581_8152630.jpg御影石が浮いているようだ。

e0042581_819235.jpgこんなのに目が惹かれてしまう。
by zawawam | 2008-03-19 08:19 | ざわわ日記

庭園講座2

たつの市の八瀬家
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e0042581_8112780.jpg長屋門に蔦が絡まっている。
ここも手入れが行き届かないみたいだ。
でも門内に入ると良く手入れされた盆栽が盤の上に並び、掃除も行き届いている。
その対比がなんとなく印象的だ。


ここは武家並みの家格を持つ豪農で茶室も備わっている。
庭は池泉庭園だ。
池は瓢箪型で亀島があり深さは結構深い。e0042581_812567.jpg

e0042581_8132786.jpg家屋の反対から見ると池の縁が小さな石を積んで囲っている。
そんな所が京都などから比べると洗練されて無く田舎っぽい。
そして その水位は田に水が入る夏から秋にかけて湧き 冬に枯れる。
排水口も無く外部の水位に付随するみたいだ。
池の水位を見ることで農業用水の管理の役目があると言うのが面白い。


e0042581_8135116.jpgこの木は珍しいですよと教えられたが、名前は忘れてしまった。
by zawawam | 2008-03-18 08:18 | 庭園

庭園講座

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「古材文化の会」主催の庭園講座の第一回目が昨日あった。
加古川のみとろ苑、たつの市の八瀬家、須磨の西尾家に行って来た。

最初のみとろ苑は綿花栽培で財をなした大西家。
見ごたえのある大正期の建物だ。
後から撮った写真を見ると、建物ばかりで庭の写真が殆ど無い。
会の趣旨が庭なのに建物の方にやはり目が行ってしまっている。
その中でも明石城の茶室を移築した明石の間は細かい仕上げだ。

e0042581_11222477.jpg明石の間外観

e0042581_11223983.jpg格子の竹の裏は薄い杉柾になっている。

e0042581_1122578.jpgそして西側の茶室、かなり荒れていて手入れが急がれるみたいだが2千万円掛かるそうだ。
大きな家の守も大変だ。

ここで記憶に残ったこと。
普通に見えた手水鉢、これは本鞍馬石でなかなか無いそうだ。
そして茶室に使われている小さな鞍馬石も値打ちがあると言う。
ちいさな知識も一つ増えたということだ。
by zawawam | 2008-03-17 11:27 | 庭園