淡路島から発信 ざわわブログ

淡路の家 机

壁付の机の高さは中途半端な５００上がり。
当初は座卓のつもりでいたがどうしても椅子で坐りたいとのこと。
梁より下に板を下げたくないから、梁成の180の足入れ深さになってしまう。
座の高さが200ほどの回転椅子を置くと丁度良いが、板で作ってと言うことで低い台を置くことにした。

淡路の家 建具

勝手口

右は食品庫　三木の家で人気のあった建具なのでもう一度作る。

左は台所側　ホコリが付かない格子が欲しい時

庭園講座8

縁先手水鉢とモチの木
存在感のある大きな大木。
１００年程でこんなに成長したのか判らないが、
遠近法から言うと、普通は建物の縁先にこんな大きな木を持ってこないものだと思うが、この庭は少し考え方が違うのだろうか。
回遊式池泉庭園だから良いのだろうか、大木の存在感を強調したいのだろうか。
などなど素朴な疑問を持つ。



庭園講座の４回目
資格など関係なく勉強するためだけの講座、交通の不便な三木まで、沢山の方が休まず来ている。
今日は平板測量をする。
仕事上の敷地測量は方向線を残して帰ってから緻密に図面化するが、
それと違ってその場で仕上ていくから結構楽しい。
飛石などは4～5点測定しラフ囲い、その後もう一度現況に合わせてスケッチ訂正する。


カメラ目線を低く落として撮ってみる。

淡路の家 夕方

木製建具から1.2ｍ外がハンガー雨戸。
雨戸を閉めて室内感覚にするために木製ガラス戸に。

淡路の家 内庭2

写真が上手く撮れているのでもう一度。
右側は柿渋和紙を貼った戸袋
正面のガラス小窓の角が壁を引き締めてくれる。

正面格子向こうは一直線に路地を抜けて海方向。
この庭の後部を閉じることで、
海からの風がこの格子から左窓を通して家中へ。

淡路の家 雨戸

雨戸はハンガー戸にしている。
その上のステンは樋になっていて壁からの雫が落ちないように考慮している。
また、雨戸裏は鬱陶しさを避けるため古代日本色でデザインした。
写真の色は良い色が出ていないが、実際はかなり渋い色合いで夜は味のある良い雰囲気になっている。

淡路の家 書斎1

じっくりと面白く撮れました。
この掛け障子は気分しだいで自由な所に掛けます。
前のポリカ手摺は子供の落下防止用に兆番で上げるようにしています。

淡路の家 玄関1

玄関のアップ写真。
撮った写真を切り抜いてみました。
どうでしょうか。
下の写真の違い棚、塗装にかなりの手間掛かりました。
その下は太鼓張りの襖。
隣は下駄箱です。

淡路の家 中庭

淡路の家の中庭が出来た。
とりあえず三脚無しのスナップ写真。
他人に見られない囲まれた空間は落ち着く。
そして植木の刈込高さは畳天と同じにして部屋の拡がり感を出す。

庭園講座7 余談

小河氏庭園の側庭はやや殺風景だ。
倒壊した灯篭や戸閉めした縁側が暗くさせている。
その沓脱石の上に･･･ポツンと1足の下駄。
少々変わった下駄が載っかっていた。
この下駄は面白い。
デザインが主張しているから、ジッと見つめてしまう。

そして表の縁のところで、また
色々な下駄を見つけた。
ここの方は下駄が趣味？なのだろうか。