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虫時雨

暑さも峠を越し、ホッとする気分が現場の庭先に植えている花に目が止まる。
まるで造花のような キンポウジュ
ビンを洗うブラシに似ているからブラシノキとも言うらしい。
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本当に秋がそこまでやって来た。
そして連夜の熱帯夜から、クーラーでは味わえない爽やかな秋風で最近は熟睡モードに。
夜になると家の外では一斉に虫の鳴き声が聞こえてくる。
パラパラと降る雨の時雨に例えて、虫の鳴き声を 虫時雨 と表現する言葉がある。
なんと情感のある言葉なんだろう。
日本人は虫の声を左脳で感じる数少ない民族だそうです。
一般的には左脳で言語を、右脳で音を処理していると言われている。
私たちは虫の音を聞いてそれを言語のように理解、その季節の情感を左脳で感じることができる。
by zawawam | 2008-08-29 08:53 | ざわわ日記

ソーラーシステム そよ風

一度現物を見てみたいと思っていたソーラーシステム「そよ風」
昨日はそののセミナーに行ってきた。
設計事務所の方が多く盛況な会であった。
今迄のシステムと比較すると以前思っていた欠点が全て解消されている。
  ・安い。
  ・ガラスが要らない。
  ・夏の集熱空気を屋根の上でそのまま放出できる。
  ・コントロール操作も誰でも説明書無しで簡単に判る。
  ・ダンパー付BOXなど小さい。
  ・システムが単純で機器の取替えも簡単。
  ・夏も室内が涼しくなりそう。
基礎断熱で通気層の屋根のある一般住宅にこのシステムを付けるとすぐ空気太陽熱ソーラーハウスになってしまう。

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下右写真はガラス無しの通気層に採熱板を取り付けることで空気の乱気流と蛇行させて熱交換効率を上げる。
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by zawawam | 2008-08-24 10:53 | 建築技術

石谷邸

ここ半年、旧家・豪邸・庭園に接する機会が多くなった。
興味もその方向に段々と近づいていく。
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今回行ってきた智頭の石谷邸の門は冠木門。
何故この門なのだろう、家の規模から言ったら屋根のある門でないのが素朴な疑問だ。
そして大玄関は現代風の内装になっているのが意外だった。
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受付から入ると土間部分の高さと丸木の木組みに圧倒される。
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この2階部分のシオジの階段手摺と吹抜きを渡る橋が面白い。e0042581_15292790.jpg


客間の下座になる仏間。
襖が2重になっているのは、プライベートな空間だから襖を開けるとさらに襖
で見えないようにするためとの説明。
太い曲線が建具の繊細さを強調している。綺麗。
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by zawawam | 2008-08-20 15:44 | ざわわ日記

智頭

以前、豪邸「智頭の石谷邸」を本屋で立読みして、一度は行って見たいと思っていた智頭。
その智頭からさらに山奥に山菜料理のみたき園がある。
予約をしていたので席は確保していてくれたが、料理がでるまで40分も待たされた。
でも待ち時間が苦にならないような緑と涼風が気持いい。
本当に涼しい。
蚊が一匹もいないのも不思議。
海の近くに住んでいるとこんな山深いところに来るとうきうきする。
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ここは4月から12月までの季節営業。
水を流して、飲み物を冷やしたり演出も上手い。
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by zawawam | 2008-08-18 09:00 | ざわわ日記

残暑見舞い

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立秋を過ぎたのに、暑いから熱いに変わっていくような暑さが続きます。
本当に暑い。
もう暫くの辛抱ですね。
8/14~8/17までお休みします。
by zawawam | 2008-08-13 09:05 | ざわわ日記

洲本市 豪邸

午前中に、洲本市の豪邸を見せて頂きに行ってきた。
敷地は880坪、昭和初期の建物である。
この建物を解体して宅地分譲の計画があるので今回建築士会で見学会を開催していただいた。
地元の人も殆ど知られていない豪邸。
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玄関アプローチを入っていく。
横の綺麗な塀櫛引左官仕上げを見ると、益々期待感でワクワクしてくる。
庭も正面が洲本城を頂きに三熊山を借景にした池泉と枯山水とを組合したような昭和初期の庭園で、よく手入れがされていた。
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いつも豪邸を見ると色々な意匠や工夫がされていて面白い。
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何のためかよく判らないが、廊下の中に小扉のついた開き戸がある。
障子桟下の納まり。
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三木の小河邸もそうだが、日本全国、豪邸の維持が難しい時代だ。
価値のありそうなものは固定資産税や維持費などの問題で無くなっていく。
プレハブ住宅化されたものだけが、日本の風景になっていく。
by zawawam | 2008-08-10 13:31 | ざわわ日記

石引き図

赤田家見学時、座敷に石引き作業の図も飾って頂いていた。
絵師が逗留して、西村家作庭時の石引き作業などを描写した図であるらしい。
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下図は滑車を掛けての作業であるが、滑車の一端が固定されて無いから力が分散されないのでは、また修羅に乗せて石を移動するのが一般ではとの指摘している方もいた。
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by zawawam | 2008-08-08 13:51 | 庭園

赤田氏庭園

西村家から近くで親戚に当たる赤田家を見学させていただく。
門構えが茅葺で情感たっぷり。
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ここの庭園の説明を受ける。
講義が難しすぎて半分も頭の中に入ってこない。
ここ赤田家の庭園は本願寺系の庭園で極楽浄土の世界観を表しているらしい。
僧侶が作ったとも言われている。
特にこの亀島は頭が石灰石で出来ていて白亀が大白蓮に乗って現れる云々に由来しているとのことだけが記憶に残ってしまった。
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ここの池の水が綺麗。
説明文を読むと池底は灰色を帯びた美しい水色の粘土で厚く敷きつめているとのことである。
by zawawam | 2008-08-07 11:44 | 庭園

西村家庭園

浅井地方の名門西村家の廃墟を見に行く。
崩れかけの門を入って右に庭園の石組が残っている。
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調査前は草木に覆われ三尊石の上だけが見えていたそうだ。
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調査された経緯とこの庭の様式などの講義説明を受ける。
他の方も庭に対して造詣の深い方ばかりなので興奮気味に色々な見解を述べられていた。
私は庭初心者なので実感がわかないのだが、もとに戻したら名庭なのだろうとおぼろげに思う。
庭など放っておくと草の勢いに飲み込まれて 樹木植栽など一切面影も残らない。
雑草だけが暑さに関係なく勢いづいた、夢の跡なのだ。
by zawawam | 2008-08-05 14:23 | 庭園

安楽寺

e0042581_16225264.jpg林泉協会の例会でまた長浜近辺に行って来た。
琵琶湖畔沿いをバスが走り伊吹山を見ると懐かしさが甦ってくる。


臨済宗の安楽寺を見せて頂く。
内部に上がって本堂前はカーテンが閉められ鬱陶しい感じ。
住職から説明を聞いた後、前のカーテンと雨戸が開けられた。
6間ほどの間口がフル開放に開けはなれた。
気持が良い・・・オーと言う演出だ。

素人から見た感想として、
多くの小ぶりの石が配意されそれに絡むように植栽されている。
左手から見るより右手から見る方が剪定の関係からか豪華に見える。
池中のコンクリートの四角い縁が少々不粋な感じがする。
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一般のお寺だと参拝するのに石畳の境内があるのにここは本堂のすぐ前が池で
参拝するのには玄関から上がって参拝しなければならない。
昔は井伊家の殿様だけが参拝できるお寺なので、一般の人は近寄れなかったそうだ。
そうすると檀家が少ないのではと察するが、裏と横手は新しい多くのお墓が並んでいたから新しい檀家が増えているのだろう。

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小さな花を添えて、
人を迎える心配りだ
by zawawam | 2008-08-04 16:24 | 庭園