淡路島から発信 ざわわブログ

見学

昨日は南あわじ市の津波防災ステーションの見学会に行ってきた。
難しくてまるで造船のような建物だ。
柱は無くて鉄板を2重にＲに加工して現場溶接している。
直の所が一つも無くてＲばかり。
施工した人に同情したくなるような建物だ。

そんな苦労が目に浮ぶような建物だが、
単に通リ過ぎていくモニュメント見ている感覚だ。
一昨日見た住宅の方がびしびしと伝わってくるものがある。
身近な生活感が有る無しの違いから来ると言うことと、
一番興味があるのが住宅だからだろう。

現代町家講習

讃岐町家を見に行ってきた。
車で近づくとあそこだあそこだとひと目で判るプロポーション。
外構は鎮守や里山造りのコンセプトに載っといての植栽やビオトープなど。
小さな苗木からの庭造りだと素人でも経費が掛からなくて出来そうだ。
樹木が成長して4-5年後の建物の完成度を想像できる。

中に入ると各部屋が楽しくなりそうな空間作りだ。
かなり工夫したところが随所に伺える。

そして施工者や町の工務店ネットから設計構造マニュアルなどの説明を受けたり、
住宅業界の見通しなどなど講座を受ける。
性能保証や長期優良住宅の申請の大変さ、これからのコスト競争力など考えたら
このシステム化に載っからざるを得ないのだろう。
中小工務店では今の大きな流れの変化にとてもついて行けないから。

続き

車庫の案は気に入って頂いた。
でも既存の瓦葺で蔀板張りの家がどうも似合わない。
下図のようなプランを提案する。
シャープさを出すため屋根は勾配をゆるくして金属屋根。
妻側の上部をネオパリエ、下は左官掻落し仕上げでシャープさとラフな感じを対比させる。
そして玄関通路は圧迫感を無くすため小窓を３ヶ所散りばめる。
門柱は車庫の外壁と同じくして連続性を出したいです。
描いてから既存サッシュの雨戸のところを横格子などなど、
後から色々浮んでくる。
最終の出来上がりまでどう変わるか。

車庫

今から作る車庫。第一感のプラン。
屋根の先端は薄く、いつも使うアルミ溝型鋼で考えてみる。
そして屋根が　浮いた　感じで、
ＦＲＰグレーチング部分が照明で　ふわ～　とした感じに仕上られないか思考中・・・・

忙しい一日

昨日はお日柄が良いのか大忙しの一日だった。
朝から毀初め（解体工事）で瓦はがし。

続いて地鎮祭。
格式のある神宮だから幕は黒白で吊った式場。
最初は吃驚、でもこれが本式だと伺う。
これから小さいが宮大工の手による休憩所が始まる。

そして、バタバタしているから、
意識が集中しないまま別件の打合せ。

夕方は上棟式で駆け巡る。

高知嶺北

今回で２回目だが友人のお付合いで嶺北の製材所に行ってきた。
嶺北とは渇水期で有名な高知の早明浦ダムがあるところだ。
１０ｍの梁材にも対応出来ることなど、色々と検討した結果
設計施工の物件で嶺北木材を使うと言う。

モデルハウスなども案内していただいた後帰り際、
道沿いに目を引くＪＡの支所があった。
高知は土佐派で名を馳せているが、
さすが・・・と、ため息の出るような設計だ。